かくれがデンキース
Den Den Keith

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萌尽狼もえつきろ presents

読み聞かせが得意なヨミ・キカセと電気椅子を持つデン・キースの奇妙な関係。
特殊性癖を扱った一次創作小説です。挿絵はAmuse AIで生成しています(R15)

かくれがデンキース (021) 〜 (030)

ヨミは居酒屋で瓜二つのマイと出会い鞍替えして隠れ家で愛し合いリッキーズで働くことになるが特訓が待ち構える。

(021) ヨミとマイの邂逅

「サヤ遅刻よ! 後できついお仕置きが必要ね」「お姉様赦して、番組の収録中だったの」「言い訳は赦しません!」
居酒屋に駆け込んだ青髪の女性が紫髪の女性に責め立てられているのをほぼ同時に入店したヨミが見て近くに座った。
「えっ?」「マイが二人いる?」きょとんとする二人。「鏡の中の私を見ているみたい……」ヨミとマイは瓜二つだ。
「いらっしゃいませー。ご注文は……」店の手伝いをしていたデンも目が点になる。「どうしてヨミが二人いるの?」
「私の名前は木枷ヨミ、貴方は?」「私は粳麻唯。こっちの犬は」「歌手の遠藤早矢です。お騒がせしてすみません」

(022) 犬になりきるサヤ

「マイさん、お姉様とか犬とかお二人のご関係を伺ってもよろしいでしょうか?」ヨミは人差し指を立てて質問する。
「一緒にアイドルをやってたけど売れなくてサヤがソロで歌って私はPのMになったんだけど途中からSが愉しくて」
「サヤさんは最初からMだったんですか?」「苦手な大型犬を克服するためにお姉様に特訓されてMに目覚めました」
犬になりきったサヤはマイの顔を舐め服従心を示す。「私も舐めるのが好きでリッキーズというお店で働いているの」
「はあ……」お店の名刺を手渡されぽかんとする。「ぜひ一度遊びに来て。店長に頼んで初回無料にするから、ね?」

(023) リッキーズに来た

「いらっしゃいませ。足舐めリフレクソロジーサロンリッキーズへようこそ。お嬢様当店のご利用は初めてですか?」
「ええ、そうですけど……」「当店は足舐め健康法の第一人者、芦名メル先生ご監修のリフレクソロジーサロンです」
「芦名メル?」「はい、先生は靴舐めを眺めたり、舌で足つぼマッサージすると自律神経が整うと提唱されています」
「靴を舐めるの? 汚くない?」「当店のセラピストは全員靴や足を舐めても病気になりませんのでご安心ください」
「マイさんも病気にならないんだ?」「マイをご存じ……木枷様ですね! お話は伺っております、どうぞこちらへ」

(024) リッキーズ初体験

「本日は私店長の箪笥レミがお嬢様のお履物とおみ足をお口で綺麗にさせていただきます」「よろしくお願いします」
ヨミは案内された清潔感のある個室でリクライニングチェアに座りオットマンで足を伸ばすとレミは靴を舐め始めた。
「お嬢様のお履物、本日のコーディネートの引き締め役になっていて格好良いです」「ありがとう、くすぐったいな」
「ペロペロ……スニーカーは靴底が凸凹していて舐めていて気持ちいいんです」「そうなんですね、なんか変な感じ」
「少々値は張りますが首輪を付けて頂けますとお履物を口に突っ込んで無理やり舐めさせるプレイも可能になります」

(025) セラピストの勧誘

「本日の施術は以上です。当店をご利用いただきまして誠にありがとうございました。道中ご無事でお帰りください」
ヨミがレミに見送られて退店しようとするとマイが息を切らして走ってきた。「ヨミ、今日は来てくれてありがとう」
「マイさん今出勤だったんだ」「どうだった? 気持ちよかったでしょ?」「うん、靴舐めも足舐めもハマりそう!」
「よかったら一緒に働かない?」「えっ?」「うち料金高いでしょ? セラピストになればいくらでも楽しめるよ?」
「お給料は弾ませていただきます」「店長もこう言ってくれてることだし、ね?」「ちょっと考えさせてください!」

(026) ヨミの散歩とエリ

「学園内でこんなこと許されません!」「あら、下校時刻のチャイムは鳴った後よ、風紀委員の貴方こそ帰りなさい」
エリとデンが睨み合う。デンの手にはリードが握られていた。ハッハッハッ……犬になりきったヨミの息が聞こえる。
「ヨミもなんとか言えよ!」「クーン」「人語だよ!」「キャンキャン」「ダメか。先生頭おかしいよ、狂ってる!」
「これはヨミが望んだことよ。ヨミは私のモノなの。私が犬になれと言えばヨミは悦んで犬になる、そういう関係よ」
「そんな……ヨミ本当なの?」「ワンワン」「さあ散歩の続きよヨミ」立ち去る先生にエリはわなわなと震えていた。

(027) ヨミとマイのキス

「くすぐったい! ヨミさんどうしたの、まるで犬みたい」居酒屋でマイと待ち合わせしたヨミはマイの顔を舐めた。
昨晩ヨミは犬になりきって舐めたい飼い主はデンかマイか考えていた。その結果マイの顔を舐め服従心を示したのだ。
「マイさん、私リッキーズで働きたい。マイさんを舐めたいの!」「ホント? 嬉しい! じゃあ乾杯しましょう?」
マイのビールジョッキとヨミのノンアルコールビールを注いだグラスがカチンとぶつかり、互いに一気に飲み干した。
ヨミとマイは抱き合い熱い口づけを交わす。「マイさん、近くにいい場所があるの。もっと深く愛し合いましょう?」

(028) 隠れ家で愛し合う

「ヨミと出会ったあの日からこの瞬間をずっと待ち焦がれていた」ヨミに鞭を振るうたびマイも同じ痛みを錯覚する。
「やっと運命の人に出会えた。隠れ家を勝手に使っちゃったのにデン先生じゃもう満足できないの、ごめんなさい!」
ヨミはデンへの罪悪感とマイの激しい責めに打ち震えて大粒の涙を流した。「ヨミ気持ちいい! 私壊れそうだよ!」
「マイ私も! 痛くて、気持ちよくて、幸せなの! もっとめちゃくちゃにして!」二人の嬌声が古民家に木霊する。
やがてマイはヨミの白い素肌に付いた鞭跡を舐め、ヨミもマイの体を舐め、頭に電流が走るような感覚に酔い痴れた。

(029) 自縛が上手なヨミ

「ヨミって自縛が上手ね! ねえ今度教えてよ」「なんかジロジロ見られながら縛るのすごく恥ずかしいんですけど」
「あららヨミの顔が真っ赤っ赤。うふふ、そんなに見られるのが恥ずかしいの? ちょっとお外に行きましょうか?」
「やだよ。でも自縛して学校行ったり真夜中の廊下を歩いたときはドキドキしてすごく興奮したから興味はあるかな」
「そう! じゃあ今度サヤと一緒にお散歩しましょうね。ヨミに似合うリード用意しておかなきゃ! 楽しみだなあ」
「サヤってホントに犬扱いなんだ……ちょっと引いた」「歌手としてはすごく尊敬してるけど、同時に嫉妬もしてる」

(030) 制服着て特訓開始

ヨミはお店の制服を着る。「お揃いの服を着ると本当に鏡に映った私を見ているみたい」「マイの方が横髪が長いね」
「えへへ、幼い頃からずっと気に入ってます。でもアレンジがきかない髪型なので大人になってからは少し不便かな」
「お二人とも、お着替えは済みましたか?」ハイヒールを履いた店長が更衣室に入ってきた。いつもと雰囲気が違う。
「これからお二人の特訓を開始いたします。跪いていただけますか」「はい! ほらヨミも」マイはヨミを跪かせる。
「お教えした通りにご挨拶してくださいね」「マイはお姉様に身も心も捧げます」ヨミは店長の豹変に戸惑っていた。

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