かくれがデンキース
Den Den Keith

イラストAC(モノクロの首輪)

デン先生と特殊性癖に迷える子羊たち

いきさつ

MINISFORUM AI X1

2024年3月24日に秋葉原のPCコンフルでNVIDIA Quadro T1000 4GB内蔵のDELL Precision 7540という中古ノートパソコンを8万円で買ったが、 DTMのプラグインが多すぎて移行作業がなかなか進まず、Windows10のサポート終了が2025年10月に迫る中、 6月になってWindows11を24H2にしてから音が途切れる不具合があり、 Intel CPUの世代に依存しているらしくアップデートで解消されるのを待つかPCを買い直すか悩んでいた。

7月3日にギズモードの記事でMINISFORUM AI X1の64GBモデルの発売を知りヨドバシカメラで予約したが、 発売日の5日になっても発送されないのでキャンセルして秋葉原のアークで買い直し、8日に届いた。 12日にドスパラ札幌店で4TB内蔵SSDを買い翌日取り付けた。 メモリ64GのミニPCが10万円でSSDが5万円だったが、その後高騰したので大変良い買い物だったと思う。 MINISFORUM AI X1はAMD Ryzen 7 255がNPU非搭載だがユニファイドメモリ(最大48GB)でAIが使える。

HIDA OUTDOOR FREAK

このサイトは当初「オースティンメスティン」という名前になる予定だった。 「シマエナガイノ(しまえ、長いの)」という名前で「イノ」を名乗る案もあった。 いずれも下ネタであるが、この時はまだ生成AIでエロ同人をやるつもりはなく、真面目にメスティンの本を探していた。

ブックオフで運よく辰巳出版の『メスティンマスターブック』と山と渓谷社の『メスティン自動レシピ』がまとめて手に入ったが、 これと前作の『メスティンレシピ』くらいしかメスティン専門書と呼べるものはないらしく、 しかも『メスティンレシピ』はトランギア公認で他社製をメスティンと認めず、『メスティンマスターブック』と温度差が感じられた。

サイトデザインを考えるにあたり、アウトドア系サイトのデザインを検索していたところ『HIDA OUTDOOR FREAK』公式キャラの飛高もみじがツボって、 居ても立っても居られなくなりバスタ新宿から高速バスで飛騨高山に行き、11月9日の『HIDA OUTDOOR FREAK #05』に参加した。 この旅行中に窓の杜の記事でAmuse AIのことを知って、帰宅後すぐに使い始めた。NSFW化せずともBDSMアニメ絵が生成できたのでイケると思った。

ヨミ・キカセとデン・キース

Amuse AIで試行錯誤を重ね、オリジナルキャラクター粳麻唯のもみあげだけ長い髪型を出せるプロンプトが見つからなかった結果、 11月25日に紫髪ショートのヨミ・キカセと、それと対をなす金髪ロングのデン・キースを思いつき、 翌日タイトルが『かくれがデンキース(Den Den Keith)』に決まる。隠れ家がひらがななのはフリーフォントのため。 デン・キースは電気椅子と隠れ家の森さんのダブルミーニングで、第1弾はこの要素に振り回されることになる。 ところがこの時すでにAmuse AIの開発が終了してしまっていたのだ。

pixivでBDSMはR-18G

サイト公開直前になって、それまで全年齢向けだと思って書き進めていたものがpixivではR-18Gに該当することを知って戸惑う。 アラフィフの感覚だと思春期に親と一緒に『タモリのボキャブラ天国(ピンクのボキャ天)』を観たり、 深夜番組の『トゥナイト2』とか『ギルガメッシュないと』とかを親に隠れて見たり、 アニメ『爆れつハンター』のティラ・ミスやショコラ・ミスが火曜日の18時に放送されていたり、 PCエンジン『銀河お嬢様伝説ユナ』の「闇のお嬢様13人衆」に「女王様のルミナーエフ」が登場したり、 電撃PCエンジン(後の電撃G's magazine)のムフフな袋とじとかを観て育ったので「BDSMは全年齢向けだろ!」と思うのだが。

禁忌~TABOO~

『かくれがデンキース』の第1弾は特にPC-9801の『禁忌~TABOO~』というエロゲーに強い影響を受けている(画面1)。

禁忌~TABOO~
画面1:キャラクター選択時のみパラメーターを確認できる
© 1995 APPLE PIE / SUCCUBUS

『禁忌~TABOO~』は全寮制女子高で開かずの間の鍵を入手した楠木弘美が教師として同校に赴任し、 学生の藤咲由利、桜井真琴、片桐霞を調教するというフルボイスのSMシミュレーションゲームだ(画面2)。 原画集、Windows3.1版、Windows95用デスクトップテーマ集、ドラマCDなどのグッズ展開後、数年を経て続編の『禁忌2 〜Hospital Taboo〜』が発売された。 『禁忌2』には楠木弘美のルームメイトだった女医の柊木雅美、入院患者の松本悠理、杉浦涼子、槻河結唯、そして看護婦になった片桐霞が登場する。 なお『禁忌2』はDVDPG版や、現在も購入可能なダウンロード版がある。

禁忌~TABOO~
画面2:調教はフルボイスでメッセージは表示されない
© 1995 APPLE PIE / SUCCUBUS

同時期に『SEEK~地下室の牝奴隷達~』という同一ジャンルでより過激な内容のゲームが発売されたため影は薄いが、 縄で縛っておきながら肌に傷が残ると大変だからと言ってすぐ解くなど相手を気遣うセリフが印象的で、 百合とソフトSMを題材としたゲームは貴重なものと作者は考えている。 またゲームとして成立しているかどうかはさておき、育成したキャラクターどうしのSMプレイを観賞するモードがあるのも特徴的で、 調教中に攻め×受けが逆転してプレイヤーが育成キャラクターから調教される場合もあるというのが面白い。 これは『禁忌~TABOO~』を開発したアップルパイ・サッキュバスの親会社であるファミリーソフトの 『MSフィールド 機動戦士ガンダム』の遺伝子を受け継いでいるものと考えられる。 ただの折檻になりがちなゲームのSM表現に一石を投じた作品として記憶に留めておきたい。