オペレーション5「惑星セルティス」

 1・2周目:地殻変動ステージ~ボスラッシュ(横スクロール)

ステージ設定

 登場人物紹介ドクター・ワークの設定、もうひとつの「炎の予言」ステイリゼル作戦のページをご覧下さい。


ステージ概要

 地殻変動による数々のトラップが待ち受けている、要塞ステージのような構成の火山ステージ。砲台、ハッチ、ダッカー、ジャンパーが多数登場する。
 トラップは以下の通り。

活断層

活断層

 活断層にずれが生じることで、要塞ステージの動く床のような現象が起こるトラップ。広い空間だからといって油断は出来ない。

海嶺型マグマハッチ

海嶺型マグマハッチ

 海嶺とはプレートが誕生しているところ。このプレートを押し上げているマグマが、火柱となって吹き上げるというトラップ。地面の凸凹に気をつけたい。

ヒマラヤ山脈型

ヒマラヤ山脈型

 プレートが沈み込む際に、別のプレートを押し上げることで高山が誕生するトラップ。上下の地面で発生し、「活断層」と同時に発生することもある。

ドミノ倒し地帯

ドミノ倒し地帯

 高山をのせたプレートが別のプレートと衝突。沈み込む際に高山が大崩壊を起こし、その破片が周囲に飛び散るというトラップが連続する。

移動する火山(中ボス)

移動する火山(中ボス)

 グラディウスの1ステージのような2連の噴火山が、左右に分離してプレートが壁づたいに移動、前後に並んだところで大噴火を起こすというトラップ。
 噴火が止まると、死火山は重力に負けて下方向へ崩壊し、前方への道が開ける。

 このトラップを抜けると、マグマの海からアシュラが出現、BGMが切り替わってボスラッシュに突入する。


ボスラッシュ設定

 “アシュラ”は変態を繰り返し進化する化物で、セルティスの人々が悪夢に見る亜時空星団バクテリアンの戦艦へと次々に姿を変えて攻撃してくる。
 正体およびディーヴォとの関係は不明だが、目覚めの時にダークフォースの強大な悪の力を吸収していることから、古代の兵器であった可能性は高い。

 プレイヤーには、グラディウス外伝のラストボス、O.V.U.M.やグラディウスIVの1ステージボス、ヨロガトン・キメラなどとの戦いを想起させるボスである。

第1形態(ブルーム・デス)

 “花咲かデス”という異名を持つ形態。セルティスの人々の見るさまざまな悪夢が結びついて、このような不気味な形態を生み出したのだろうか…?

【攻撃パターン】

  1. アシュラはまずデスMk-IIに変態する(写真はPCエンジン版)。
    上下に移動しながら5発のミサイルを一定間隔で撃って攻撃してくる。
    さながらグラディウスIIのような状況がしばらく続く。

デスMk-II

  1. ある程度ダメージを与えると、いきなり本体が4つに割れて、展開しながら画面奥へ回転しつつ、超極太レーザーを撃ってくる。
    イラストでスーパーコブラがぼやいてますが、知らなきゃ死にます。

デスが4つに割れて超極太レーザーを撃っている

  1. 展開が完了すると、グラディウス外伝に登場したレーザーテトランのような形態になる。
    大きく画面内を移動し、時計回りに回転しながらウェーブレーザーを撃ってくる。ウェーブレーザー発射口(×8)は破壊可能で、弱点はコア。

レーザーテトランのような形態になったデス

第2形態(アンモナイト・コア)

 グラディウスIVのギラードル(カブトガニ)に対抗してアンモナイトにしてみた。某T社のシューティングゲームに出てきそうだ(笑)。

 カバードコアタイプのボスだが、どことなく沙羅曼蛇2の4ステージ序盤を思い浮かべてしまう、そんな攻撃を仕掛けてくる。

【攻撃パターン】

  1. アンモナイト・コアは30個の関節パーツとひとつのコアで成り立っており、最初はアンモナイトのように渦を巻いた状態になる。
    一番先端のパーツから、極太のファイアーブラスターを撃ちながら反時計回りに回転し、外側のパーツが次々に1発ずつミサイルを発射する。

アンモナイト・コア

  1. しばらくすると、画面上方に移動して蛇腹をまっすぐに展開、ミサイルの雨攻撃を仕掛けてくる。ボスの全身が画面内に収まりきらないので怖い。
    これは3画面必要ですね…。(^^;

蛇腹をまっすぐに展開

  1. 1.~2.を繰り返す。破壊可能箇所は全部で31箇所あるが、先に全てのパーツを破壊した場合は、コアが変態し次の形態になる。

第3形態(ディスメンバー・コア)

 “手足を切り離すコア”という気味の悪い名前を持つ形態。ポリシックス以上に厄介な動きをするボスである。

ディスメンバー・コア

 一見するとクラブのようだが、実は上下の脚パーツと本体で構成される巨大戦艦である。一定時間が経過するとバラバラに動き始める。

 図中の矢印にあるとおり、上下の脚パーツは前後に動きながら時折ジャンプ、本体もまた前後に移動しながら上下に移動するという、非常に複雑怪奇な動きをするボスである。

 上下の脚パーツは攻撃を仕掛けてこないが、本体には前後に4門、上下に砲台が4門があり、計8本のレーザーを撃ってくる。砲台は自機を執拗に狙って撃ってくる。

 破壊可能箇所は、脚4本×上下、砲台×4、遮蔽版。弱点はコア。

 4本の脚を全て破壊すると、残ったパーツは床に落ち障害物になる。1周目では単なる障害物だが、2周目は本体との接合部から複数の触手が伸びてきてイソギンチャクのような状態になる。触手に触れてもダメージはないが、引き寄せられてしまう。

最終形態(プラネット・コアMk-II)

 アシュラは、グラディウスIVのボスラッシュの最後を飾ったプラネット・コアが、衛星を引き連れて凶悪にパワーアップした形態に変態を遂げる。

 え?沙羅曼蛇2はグラディウスIVより前の話なんじゃないのかって?気にしない気にしなーい(爆)。
 まあ、こじつけですが、セルティスの人々が見た予知夢の具現化とでもしておきましょう。

プラネット・コアMk-II 衛星の回転方向 コアに重なった衛星

 プラネット・コアMk-IIは、惑星型のアシュラと衛星型のテンペルによって構成される(左図)。アシュラとテンペルはともに反時計回りに回転している。

 アシュラとテンペルの関係はちょうど地球と月のような関係にあり、潮の満ち引きのように、テンペルのパワーがアシュラに影響を与え、攻撃モードが変化する。

 テンペルはアシュラのコアの上を通過する形で回転しており(中央図)、コアと重なったときには攻撃を遮ってしまう(右図)。

 テンペルは非常に耐久力が高いので破壊しない方が無難だ。破壊すれば10万点ボーナスが入るが、それと引き替えに発狂、そして崩壊モードに突入してしまう。

 テンペルを失ったことによりパワーバランスをコントロールできなくなったアシュラは、プロキアの嵐のようなグラディウスでは異常とも言える弾幕で攻撃を仕掛けてくる。

 そして、アシュラは本体内部からマグマを噴き出しながらどんどん膨張し、仕舞いには画面全体を巻き込んで自爆してしまう。

 この自爆はフォースフィールドがあればしのぐことが出来るが、ボスラッシュの最後までフォースフィールドを温存することは難しく、確実に1機失ってしまうことだろう。

 弱点は本体のコアで、発狂モード、崩壊中もダメージを与えることは出来る。攻撃は厳しいが、躊躇わずに一気にケリを付けたいボスである。

 アシュラとテンペルの攻撃モードがどのように変化するのかについては、オリジナルのプラネット・コアを基に現在検討中。全く同じものにはしない方針だ。


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