もうひとつの「炎の予言」

惑星セルティス

 広大な大地と緑が豊かな惑星セルティスには、いにしえより語り継がれている予言があった。

「千光年の彼方より、マグマの海に生まれ棲む、巨大な化物が目覚めし時、狂気のフォースが迫り来て、天地は闇にのみこまれ、やがて光は打ち砕ける」

 偶然にもそれは、惑星ラティスの“炎の予言”と酷似するものだった。

 星間歴0999年、亜空間生命体ドゥームの野望がビックバイパーとスーパーコブラによって打ち砕かれたその時、巨大な化物は目を覚ました。

 セルティスに亜空間生命体ディーヴォの超巨大要塞が接近し、ディーヴォの強大なエネルギーによって地殻変動が急激に活発化、惑星は今崩壊の危機に瀕している。

 そして、大地の裂け目から姿を現した巨大な化物は、セルティスの人々が最も恐れる存在、亜時空星団バクテリアンの悪夢へと姿を変え始めた。
 その化物は、予言書の記述から“アシュラ”と呼ばれている。

 ディーヴォとアシュラの猛攻によってセルティス軍は全滅、惑星グラディウスに救援を求めた。しかし、いまだそこに伝説の翼の姿はない。


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