音系二次創作同人サークル EDIA LABEL このゲームは沙羅曼蛇の続編として1992年8月にAMショーで発表された。 そして翌年の1月に日本国内でのみ発売された。しかし、あまり出回らなかった。 なぜなら、この頃のアーケードゲームは格闘ゲームが主流だったからだ。 私たちはこの不遇なゲームの音楽に注目せざるを得なかった。 演奏にはSCCとPCMという二種類のシンセサイザーが使われている。この組み合わせはとても珍しい。 そのため、私たちはゲームミュージックの歴史にこのタイトルを残す必要があると判断し、このCDを制作した。 (なお、この話はフィクションである。) SCC+PCM 仮想基板サントラ 0th4th:revive(ゼロスフォース:リヴァイヴ) 2006年4月29日(土)M3・2006春にて完全版頒布予定!! ゼロスフォース

もしもR-TYPE LEOとレイフォースのあいだに沙羅曼蛇の続編が発売されていたとしたら…?
もしもヘクシオンのあとにもう一度SCC+PCMの基板が発売されていたとしたら…?

沙羅曼蛇生誕20周年記念“もうひとつの沙羅曼蛇2をつくる”プロジェクト、遂に完結!!

試聴コーナー ストーリー ゲーム内容
スタッフロール M3・2006春レポート アウトライン


ASIA LUNAR
ASIA LUNARへ戻る


試聴コーナー

[オリジナルサントラ]

  1. System "PUPPETMASTER"(タイトルBGM)/萌尽狼
  2. Coin(コイン音)/萌尽狼
  3. RATIS of Inferno(1st BGM…細胞I〈横〉)/萌尽狼
  4. Vertical Updraft(2st BGM…火山〈縦〉)/萌尽狼
  5. DIGIFIRE(3st BGM…プロミネンス〈横〉)/萌尽狼
  6. 核酸の海(4st BGM…細胞II〈縦〉)/牛鰈(M/S)
  7. god_crisis(5st BGM…神殿〈横〉)/djkb
  8. War Ship Attack TakeII(6st BGM…機械都市〈縦〉)/djkb
  9. VENOM Inside(7st BGM…大型母船〈横〉)/萌尽狼
  10. MAXIMUM DESTROY FORCE(ボスBGM)/牛鰈(M/S)
  11. 0th4th:requiem ~Poison of Snake~(オールパターンクリア)/萌尽狼
  12. 飛べない翼(ゲームオーバー)/萌尽狼

[アレンジバージョン]

  1. DIGIFIRE(3st BGM…プロミネンス〈横〉)/djkb
  2. RATIS of Inferno(1st BGM…細胞I〈横〉)/萌尽狼
  3. god_fleet(1992 AM SHOW VERSION 5st BGM…艦隊〈横〉)/牛鰈(M/S)

[スペシャルトラック]

  1. FRONTIER DISPUTES~ボイス集(復活st BGM…生命惑星〈横〉)/萌尽狼

[トップ|試聴コーナー|ストーリー|ゲーム内容|スタッフロール|M3・2006春レポート|アウトライン]


ストーリー

何者かの手によってゼロスフォースが甦り、
復活したサラマンダ軍は再び惑星ラティスへの侵攻を開始した。
強大なリークパワーを有するが故に軍部に改造手術を施された
グラディウス帝国の盲目の姫君、ユリアーナ・バートンは、
惑星ラティスを救うべくビックバイパーとシンクロする。
それが悪魔の兵器“PUPPETMASTER”だと知りながら…

●登場キャラクター

ビックバイパー(プレイヤー1)

ビックバイパー
ビックバイパー(横) ビックバイパー(縦)

 コードネーム“パペットマスター”。
 パイロットにかつてのヴェノム博士と同様のリーク人の超潜在能力を最大限に引き出すための改造手術を受けさせ、パイロットをシステムの支配下に置くことで従来のビックバイパーの数倍の戦闘力を発揮できるように設計されている。
 ひとたびリミッターが解除されればパイロットが死ぬまでリークパワーを吸い上げ続ける、悪魔の宿った超時空戦闘機。

ユリアーナ・バートン(Juliana Burton/♀)

 ビックバイパーのパイロット。正確には改造手術を受けさせられた被験体のひとり。
 英雄ジェイムス・バートンの直系子孫。数少ない強力なリークパワーを保有していたため、皇女から一転、軍部に拉致監禁されてしまう。
 カーナビーツ少佐によって救出されるも、ビックバイパーと接続するために視覚野が既に改造されてしまっており、正常な視力を失っていた。常に眼に分厚く包帯を巻いており、痛々しい。
 リークパワーが共鳴しビックバイパーに引き寄せられ戦闘に巻き込まれていく。
 次第に薄れ行く自我の中で、彼女はただひたすら命の恩人、カーナビーツの名を叫び続ける…

※イメージは、的良みらん先生の成年コミック『無限想刻』のBAD MEDICINEに登場する鈴上ユズキ。

ロードブリティッシュ(プレイヤー2)

ロードブリティッシュ
ロードブリティッシュ(横) ロードブリティッシュ(縦)

 グラディウス帝国軍がラティスからの技術供与を受けて開発し、本国で逆輸入しているラティス王立宇宙軍の防空戦闘機。
 カーナビーツ少佐が搭乗する機体はグラディウス帝国軍が保有するものである。

マーク・カーナビーツ(Mark Carnabeats/♂)

 ロードブリティッシュのパイロット。
 ラティス王立宇宙軍のエースパイロットだったが、サラマンダ軍との戦闘でグラディウス帝国軍の非協力的な態度に反感を持ち、移籍と称して内偵を進めていた。
 そこでコードネーム“パペットマスター”の存在を知り、ユリアーナを発見、救出する。
 そして、サラマンダ軍の侵攻はグラディウス帝国軍の共謀であると確信する。サラマンダ軍との戦闘状態を意図的に作り出し、悪魔の兵器を目覚めさせようとしているのだと。
 サラマンダ軍との戦闘でたった一人の肉親だった妹を失っており、ユリアーナにその像を重ねているところがある。
 そのため、ユリアーナまで失いたくはないという一心で真相を突き止めるため躍起になっている熱血漢。
 ユリアーナがビックバイパーに飲み込まれてしまわないように、余計な力を出させないように必死にかばいながらの極限の戦闘が続いている。

 ―そして全ての発端はあの男が握っている…!!

 果たして、ユリアーナは時を越えた戦いに終止符を打つことができるのか!?

[トップ|試聴コーナー|ストーリー|ゲーム内容|スタッフロール|M3・2006春レポート|アウトライン]


ゲーム内容

AMショーバージョンのタイトル画面 インストラクションカード表 インストラクションカード裏
AMショーバージョンのタイトル画面
(リカナセンスにFlashで収録)
インストラクションカード
(CDにラミカとして封入)

●商品データ

 開発:アミノ株式会社(AMIKNO Co.,Ltd.)

 ◎社名の由来…創業者I.Kougami氏とN.Ogata氏によるアミューズメントカンパニー

 発表:1992(昭和67)年8月(幕張メッセ 第30回AMショー)

 発売:1993(昭和68)年1月 ※海外未発売

 総出荷台数:500台(推定)

 初CD化:『アミノ・オールスターズ1993』(1992(昭和67)年12月24日発売)

 ハードウェア仕様:TWIN16系にSCCを搭載した専用基板。

  • CPU
    68000×2(メイン)、Z80×1(サウンド)
  • グラフィック
    256×224ドット、256色
    • 『沙羅曼蛇』と同一の解像度。
    • 3DCGの描画機能はなく、タイトル画面はキャプチャによるもの。
  • サウンド
    カスタムSCC+×1、ADPCM×1、最大同時発音数9音(SCC 5音+PCM 4音)
    • SCC、PCMともにステレオ出力対応。
    • PCM 1音は効果音・ボイス専用チャンネルのため、BGMに使用できるのは8音まで。

●操作方法

 グラディウスシリーズと同じ3ボタン仕様です。

  • 8方向レバー:自機の操作
  • ボタン1:ショット種類切り替え ※詳細は下記パワーアップ参照
  • ボタン2:ショット
  • ボタン3:ミサイル

●パワーアップ

PDS(リークパワー配分システム) 基本的には『沙羅曼蛇』と同じアイテムによるパワーアップシステムですが、パワーアップを変化させることが出来る新たな要素として、PDS(リークパワー配分システム/右図)が追加されています。

 『0th4th:revive』では、『沙羅曼蛇』の操作に加え、パワーアップボタンを押すことで、パワーアップが切り替えられるようになっています。

 設定としては、パイロットの有するリークパワーを、通常は貫通力(P:Penetration)とショットの拡がり方もしくは長さ(R:Range)にそれぞれ2ずつ配分しているものを、PとRの比率を変えることでさまざまな攻撃バリエーションを実現しようというものです。
 この設定から、Power Distribute System(パワー配分システム)を略して“PDS”と呼んでいます。

 なお、ステージによってはテイルガンが有効な場面があるため、ノーマルショット系に戻すアイテムが増えています。
 基本的にRの比率が高くなるにつれて連射しにくくなりますが、ノーマルショット系はその限りではありません。

Shot Variation
NORMAL
ノーマルショット系
 スタート時点から選べるパワーアップで、アーマーピアシングは強力です。
 ただし、ノーマルショットを除く4種類は連射にやや難があります。
LASER
レーザー系
 最も貫通力のあるパワーアップです。
 しかし、貫通力を上げるとレーザーは細くなってしまうので注意です。
RIPPLE
リップルレーザー系
 レーザー系より広範囲に攻撃できるパワーアップです。
 ただし、リフレックスリングを除く4種類には貫通力がありません。
Penetration:4th/Range:0th
P:4th/R:0th ARMOR PIERCING
ARMOR PIERCING
 貫通力のあるショットを発射します。from グラディウスIV(AC)
LASER
LASER
 貫通力のあるレーザービームを発射します。
REFLEX RING
REFLEX RING
 一定の飛距離で戻ってくる誘導性のリング状ビームを発射します。from グラディウス2(MSX)
Penetration:3rd./Range:1st.
P:3rd/R:1st TWIN GUN
TWIN GUN
 ショットを2本発射します。from ネメシスII(GB)
CYCLONE LASER Lv.1
CYCLONE LASER Lv.1
 螺旋模様の線状レーザーを発射します。Lv.2より貫通力がありますが幅は狭くなります。
RIPPLE LASER Lv.1
RIPPLE LASER Lv.1
 リング状のレーザーを発射します。貫通力はありません。
Penetration:2nd./Range:2nd. (Default)
P:2nd/R:2nd NORMAL SHOT
NORMAL SHOT
 通常ショットを発射します。
CYCLONE LASER Lv.2
CYCLONE LASER Lv.2
 Lv.1より幅は広いですが貫通力は劣ります。
RIPPLE LASER Lv.2
RIPPLE LASER Lv.2
 Lv.1よりさらに広がります。貫通力はありません。
Penetration:1st./Range:3rd.
P:1st/R:3rd TAIL GUN
TAIL GUN
 通常ショットの他に後方にショットを発射します。
PULSE LASER Lv.1
PULSE LASER Lv.1
 レーザーを2本発射します。貫通力はありません。from グラディウス外伝(PS)
ROUND LASER Lv.1
ROUND LASER Lv.1
 同心円状に広がるレーザーを発射します。貫通力はありません。from グラディウス外伝(PS)
Penetration:0th/Range:4th
P:0th/R:4th SPREAD GUN
SPREAD GUN
 上中下前方向にショットを発射します。from グラディウスIII(AC)
PULSE LASER Lv.2
PULSE LASER Lv.2
 レーザーが3本に増えます。貫通力はありません。from グラディウス外伝(PS)
ROUND LASER Lv.2
ROUND LASER Lv.2
 Lv.1より円がさらに大きくなります。貫通力はありません。from グラディウス外伝(PS)

●パワーアップアイテム

スピードアップ ミサイル マルチプル ノーマルショット レーザー リップルレーザー フォースフィールド

●ステージ構成

 ステージ1~6はファミコン版『沙羅曼蛇』と同一の構成です。
 ステージ7はつまり基板にMSX版『グラディウス2』が挿さっているということです(笑)。

  • ステージ1:細胞I〈横スクロール〉
  • ステージ2:火山〈縦スクロール〉
  • ステージ3:プロミネンス〈横スクロール〉
  • ステージ4:細胞II〈縦スクロール〉
  • ステージ5:神殿〈横スクロール〉
  • ステージ6:機械都市〈縦スクロール〉
  • ステージ7:大型母船〈横スクロール〉

●敵キャラクター

スコーピオンテトラン
スコーピオンテトラン
 ステージ1,4に出現する中型機。
 サラマンダ軍の軽巡洋艦。半機半獣で4本の腕の先に毒針を持つ。
 毒針に当たり判定はないが、自機が接触すると一定時間スピードダウンしてしまう。
 弱点はコアだが、腕の付け根の動力パイプを切断して動きを封じ込めることも可能。
 狭い通路で待ち構えていることが多く、耐久力があるため厄介。
 (ドット絵原案:萌尽狼/着彩:ASD)

●ボイス

音声 対訳
Pick it up for speed up. スピードアップするためにそれを拾ってください。
Pick it up for missile. ミサイルを装備するためにそれを拾ってください。
Pick it up for normal shot. ノーマルショットを装備するためにそれを拾ってください。
Pick it up for laser. レーザーを装備するためにそれを拾ってください。
Pick it up for ripple laser. リップルレーザーを装備するためにそれを拾ってください。
Pick it up for multiple. マルチプルを装備するためにそれを拾ってください。
Pick it up for force field. フォースフィールドを装備するためにそれを拾ってください。
Speed up. スピードアップ。
Missile. ミサイル。
Normal shot. ノーマルショット。
Laser. レーザー。
Ripple laser. リップルレーザー。
Multiple. マルチプル。
Force field. フォースフィールド。
It switched to the armor piercing. アーマーピアシングに切り替わりました。
It switched to the twin gun. ツインガンに切り替わりました。
It switched to the tail gun. テイルガンに切り替わりました。
It switched to the spread gun. スプレッドガンに切り替わりました。
It switched to the laser. レーザーに切り替わりました。
It switched to the cyclone laser. サイクロンレーザーに切り替わりました。
It switched to the cyclone laser level 2. サイクロンレーザーレベル2に切り替わりました。
It switched to the pulse laser. パルスレーザーに切り替わりました。
It switched to the pulse laser level 2. パルスレーザーレベル2に切り替わりました。
It switched to the reflex ring. リフレックスリングに切り替わりました。
It switched to the ripple laser. リップルレーザーに切り替わりました。
It switched to the ripple laser level 2. リップルレーザーレベル2に切り替わりました。
It switched to the round laser. ラウンドレーザーに切り替わりました。
It switched to the round laser level 2. ラウンドレーザーレベル2に切り替わりました。
Missile chamber is empty. ミサイルが未装填です。
Destroy them all. 敵を殲滅せよ。
Go to the right. 右に行ってください。
Go to the up. 上に行ってください。
Try again. 再挑戦してください。
Game over. ゲームオーバー。
Danger.Danger. 危険。危険。
An intruder has penetrated our force field. 侵入者が我々の勢力圏を突破しました。
[ZELOS FORCE]
I am only used for Venom.
Gradius tries to conspire with Venom and to change you into the ultimate weapon.
As for you, it is destined to become a pitiful puppet of Vicviper.
Do not regret having given birth as hero's descendant at most.
[ゼロスフォース]
俺はヴェノムに利用されているに過ぎない。
グラディウスはヴェノムと共謀して貴様を最終兵器に変えようとしているんだ。
貴様はビックバイパーの哀れな操り人形になる運命なのさ。
せいぜい英雄の末裔として生まれたことを後悔するんだな。
[VENOM]
I hear that it is necessary to provoke the war regularly to pretend peacefully.
It is not understood that the army to grow senile peacefully thinks really.
[ヴェノム]
平和に見せかけるために定期的に戦争を仕掛ける必要があるそうだ。
本当に平和ボケした軍の考えることはわからないね。

[トップ|試聴コーナー|ストーリー|ゲーム内容|スタッフロール|M3・2006春レポート|アウトライン]


スタッフロール

●企画・CG

 萌尽狼(EDIA LABEL

●ドット絵

 ASD(STORM PROJECT

●サウンド

 萌尽狼(EDIA LABEL

 牛鰈(M/S)(Circle S&G

 djkb(俺マニア)

 U-CHANG(COSMIC POPS)

●スペシャルサンクス

 宮原いつき(EDIA LABEL

 藤崎景子、部長みぞれ(KONAKEN

 MIDI虫(mushi.net

 西紀貫之(冒険者組合日本支部

 Ryuka(Follow the wind)

 サークルFMPSG

 nao(同人音楽にゅ~す

 GASHISOFT

 project team DoGA

 旧サイト(沙羅曼蛇2エピソードII、ステイリゼル)を応援してくださったみなさん

 M3・2003春で『0th4th:reconnaissance』を手にとってくださったみなさん

 ...and You!!

(順不同、敬称略)

[トップ|試聴コーナー|ストーリー|ゲーム内容|スタッフロール|M3・2006春レポート|アウトライン]


M3・2006春レポート

 参加された皆さんお疲れ様でした。『0th4th:revive』は持ち込んだ30枚を会場からわずか2時間ほどで完売することができました。どうもありがとうございました。

※完売後に前金で受注しました4名様の分は、4/30(日)じゅうに作り5/1(月)までに普通郵便にて発送いたします。今しばらくお待ちください。予定通り5/1(月)に普通郵便にて発送いたしました。

M3・2006春 [日時]2006年4月29日(土祝)11:30~16:00
[場所]大田区産業プラザPiO大展示ホール
[ブース]F36「EDIA LABEL」
[当日の天気]曇り。開場後に雨が降り始めたが14時頃にはやんでいた。
[会場の様子]一般参加の入場待ちの列を見る限り過去最高の動員規模かと思われたが、開場後に雨が降り始めそれ以降の入場者は少なかった模様。結果的に過去のPiO以降のM3とさほど違いはなかったが、配置の関係からコミケの西ホールよりはにぎわっていたような印象を受けた。
[ブースの様子]今回、前日準備が押しに押して、会場に着いたのが開場直前だったため、開場後もブースのセッティングが終わりきらずかなりバタバタしてしまった。結局終始ブースにつきっきりで、試聴CDを試聴コーナーに置きに行くこともできなかったし、知り合いにCDを渡すこともできなかった。
売れ行きはハイペースで開場40分後には20枚も売れていた。お客さんは「0th4thの新作ください」といった感じで来る人が多く、チップチューン系目当てで来る人は隣のサークルさんくらいでほとんどいなかった。あとは1時間後くらいから雨が降り始めていつものまったりモードに突入した。
テーブル筐体[集客対策]インストラクションカードやサークルカットの拡大ポスターのほか、『スペースインベーダーアニバーサリー』のテーブル筐体型コントローラーにシールを貼って『0th4th:revive』筐体にしたものを置いたことでかなりお客さんの目を引くことはできた。それにしても「自作ですか?」と聞かれることが多くて、みんな『スペースインベーダーアニバーサリー』知らないんだねぇ。上ブタを開けて「ここにコントローラーを入れて使うんだよ」とか説明するのが楽しかった(w
[試聴機]いつものCDプレーヤーはボリュームがガリっていたようだ。まだ何回か回せば直る程度だったけど、気付かず申し訳なかった。ただ、PSPをメインに使っていたので特に問題はなかった。昨年サークルFMPSGのお手伝いをしたときに得た曲リストを置くという教訓はやっぱり実践してよかったと思えたところだ。
[おまけ]試聴機用に作ったPSPの壁紙

『0th4th:revive』の内容物『0th4th:revive』の内容物です。『沙羅曼蛇~Again~』風のCDケース、インストラクションカード風のラミカ、両面印刷の解説書となっています。
解説書は表が試聴機用の曲リストと兼用になっていて、知る人ぞ知るコナミレーベルインフォメーションの用紙を真似ています。
本当はこれにCDのラベルも作る予定だったんだけど、買ってきたラベル用紙がうちのプリンタで使えないことが判明orz …まあいずれ昔のプリンタで試してみるからいいや。
それでも印刷物の手間はこれまで作ったCDの倍以上。それでもお値段据え置きなのは我ながら太っ腹!<自虐ネタ?

ジャケットのボツバージョンです。スケルトンカセットをイメージしたもので、mixiのEDIA LABELコミュでは先行公開していました。
ボツにした理由は、まあなんとなくいつものEDIA LABEL作品っぽく見えてしまうからで、手に取った人の心をくすぐるものかどうかという点で疑問だったからです。

[トップ|試聴コーナー|ストーリー|ゲーム内容|スタッフロール|M3・2006春レポート|アウトライン]


アウトライン

 1986年7月4日『グラディウス』の続編として発売された『沙羅曼蛇』は、縦横交互スクロールと高い難易度で当時のシューターから“究極シューティング”と呼ばれていたことで知られるが、ファミコンやMSXなどのコンシューマーに次々と移植され、幅広い層に受け入れられるとともに、その神秘的な世界観と名曲ぞろいのBGMによって、ビックバイパーを主人公とする一連のシリーズ(※)の人気を不動のものとした名作だった。

 さて、'80年代末期から'90年代初頭にかけてのシューティングゲームは高難度化と粗製濫造が顕著でライトユーザー離れが起こっていた。そこへ『ストII』のヒットによる格闘ゲームブームが訪れると、インカム効率の悪いシューティングゲームは一気にゲーセンの隅へと追いやられてしまった。からくも『レイフォース』や『ダライアス外伝』、『極上パロディウス』などの良作に恵まれ絶滅の危機を免れたが、本格的なブーム再燃は『バトルガレッガ』や『怒首領蜂』がヒットする'90年代後半まで待たねばならなかった。

 当時を振り返ると、グラディウスシリーズには1989年の『グラディウスIII~伝説から神話へ~』から1996年の『沙羅曼蛇2』までの休眠期間があり、コナミとしてはコンシューマーを除くと1991年の『サンダークロスII』以降シューティングのリリースが途絶えてしまう。この間シューティングゲームといえば『R-TYPE LEO』の不振や東亜プランの倒産など悪いニュースが飛び交うばかりで、シューターはゲーセンで遊ぶゲームがない暗黒時代を迎えたのであった。

 もし、この暗黒時代に『沙羅曼蛇』の続編が発売されていたとしたら、果たしてヒットしただろうか? 『R-TYPE LEO』の二の舞になるか? それとも『レイフォース』とともにその後の火付け役になるか? そんなことを考えているうちに動き始めた企画がこの『0th4th:revive(ゼロスフォース:リヴァイヴ)』だ。さらに、『シティーボンバー』、『ヘクシオン』に続くSCC搭載基板第3弾が出たら? という要素が加わって、“SCC+PCM仮想基板サントラ”というかつてない意欲作となっているのである。

 さあ、頭の中をあの頃にタイムスリップさせてCDを再生しよう。僕らが待ち焦がれたサウンドがきっとそこにある!

※『沙羅曼蛇2』の登場以降、『沙羅曼蛇』は『グラディウス』とは別のシリーズとして捉えているファンが多いのでこのように表現している。その根拠はパワーアップシステムの違いに因るところが大きいと思われる。

[トップ|試聴コーナー|ストーリー|ゲーム内容|スタッフロール|M3・2006春レポート|アウトライン]


リンクバナー(大) リンクバナー(標準)
当サイトはリンクフリーです。


Copyright (C) 2003~2006 EDIA LABEL/グラディウス・沙羅曼蛇はコナミ(株)の登録商標です。