みこたんとは
『みこたん~巫女と戦車と滝川と~』は、北海道滝川市を舞台に巫女さんが霊力と戦車で鬼と戦う物語。
2018年は北海道命名150年、滝川市制施行60年の節目の年。滝川市には日本一の菜の花畑、開基百年記念塔、北海道の短い夏を彩る盛大なお祭り、NHK連続テレビ小説『チョッちゃん』がきっかけで市の花に制定されたコスモス、直線道路日本一の国道12号があり、古くから交通の要衝として栄えてきました。
滝川は屯田兵が開拓した町です。空知炭田を後背地とし、炭鉱マンの盛り場として商業が発展しました。戦時中には石炭から石油代替燃料(人造石油)を造る軍需工場があり、戦後その跡地に北海道電力の石炭火力発電所があったため「エネルギーのまち」と呼ばれることもあります。
『みこたん~巫女と戦車と滝川と~』は実家が神社で巫女さんの女子高校生が石炭から人造人間を造り出したマッドサイエンティストと戦う物語ですが、この作品をきっかけに年追うごとに失われていく北海道人造石油関連施設など、滝川市の歴史や文化に興味を持っていただければ幸いです。